エンベデッドデバイス開発
Android OSを搭載したデバイスの開発を行うEmbedded Android開発では、モバイルデバイスをはじめ、テレビやカーナビゲーション、情報家電やOA機器といった多種多様な開発を行っています。また、各種センサー系ドライバーやミドルウェアの開発、フレームワーク拡張、OSのバージョンアップ対応など、製品の特性に必要な各種開発も行っています。
Embedded Android開発の沿革
Android OSの展開
Googleが手掛けるAndroid OSは、スマートフォンにはじまり、タブレット端末やテレビ、カーナビゲーションなどのデバイスへも対応を広げてきました。また、Linux Kernelをベースにしていることもあり、組込みの世界においてもLinuxに代わるものとして多くの製品で採用されてきた背景があります。
コンシューマーからビジネス向けまで幅広い製品活用
Android OSは、モバイルデバイス以外にもさまざまな製品で活用されています。コンシューマー向けでは、テレビやセットトップボックス、カーナビゲーション、健康家電など。ビジネス向けでは、タッチパネルを活用した精算機やPOSシステム、複合機などがあります。
製品の特性を生かしたOSレベルでの機能拡張
Android OSでは、それぞれの機器の特性を生かした追加機能の開発・拡張をOSレベルで行うことができます。従来製品の組込み機器においては、組み込まれていた各社のライブラリを、Android OSの標準モジュールと組み合わせて最適な形に実装することも可能です。
Embedded Android開発領域
弊社では、各種デバイス開発において、ドライバー・ミドルウェア層、Android Frameworkの各機能の設計・製造・評価など、幅広い領域に携わっています。
https://developer.android.com/guide/platform?hl=ja
開発事例
モバイルデバイスの各種センサー開発
指紋、加速度、ジャイロ、気圧、温度、地磁気等のセンサーについて、チップセット・製品仕様に応じて、ドライバーやミドルウェアの開発、Android Frameworkとのつなぎ込みなどの実装を行っています。
テレビ放送系リソースや外部機器連携の開発
テレビ入力フレームワークに対する放送系リソースの制御や放送再生系で国内を含む各国仕様の対応、また、DLNAといったテレビとレコーダーなどAV家電とのコンテンツの外部機器との連携を対応しています。
カーナビゲーション・オーディオ開発
近距離無線のBluetoothやWi-Fi機能、カーオーディオ、ファームウェアアップデートなど、車載器に要求される特性や品質レベルに応じたチューニングやカスタマイズなどの開発を行っています。