変化するスマートデバイス
スマートフォンの登場以来、既存のPC・ワークステーションの枠にとらわれない、さまざまな情報機器が登場しています。タブレット端末やスマートウォッチ、ウェアラブルデバイスをはじめ、スマートテレビやスマート家電といった従来の家電にネットワークを連携させることが、今や当たり前になっています。
これらデバイスの開発においては、スマートフォンに搭載されるAndroidなどのOSが使われ、普及しました。またネットワークに関しても、オンプレミスサーバーだけでなく、クラウドサービスを利用することが多くなっており、幅広い種類のデバイスがネットワークを通じてさまざまな機器とつながるようになってきています。
弊社の取り組み
Sky株式会社では、初期のAndroid開発の段階からOSレベルで関わってきた経験・ナレッジを生かして、お客様のスマートデバイス開発をサポート。また、近年の技術トレンドから適切な技術の選定・導入をご支援します。

シングルページアプリケーション(SPA)開発
スマートフォンやタブレット端末の登場により、Webサービスの操作性能に対する期待が高まるなか、従来方式のWeb画面では適切なパフォーマンスを引き出すのが困難になってきました。そこで通常のWebページでは難しい、ユーザー体験にフォーカスした幅広いUIを実現する方法として、シングルページアプリケーション(SPA)を導入する企業が増えてきています。
SPAの導入によって、想定されるネットワークやサーバー環境下でパフォーマンスを最大限発揮できるアプリケーション開発を実現します。
SPAを導入する主なメリット
1. インタラクティブ性の向上
通常のWebページでは実現できないユーザー体験(UX)を実現できます。

2. 表示パフォーマンスの向上
ブラウザのページ遷移が発生しないため、表示速度の向上を図ることができます。

3. より早いサービスの提供
アプリリリースの審査プロセスを省けるため、より早くサービスを提供できます。

開発事例
メーカー向けログデータ分析可視化ツール
ログに保存されている情報を取得し、課題を見える化

労務管理システム
労務管理をWeb化し、ペーパーレスに

有識者が多数在籍
UI / UXをご提案
学習コストを低減
宣言的UI開発
モバイルアプリのUI開発は、従来のレイアウトファイルとパーツを制御する「命令的記述」による開発から、Web開発で用いられるようになった宣言型プログラミングに基づいた「宣言的UI」で開発できるようになりました。弊社では、宣言的UIに対応した各種UIフレームワークを利用した開発実績をベースに、高度なアプリケーション開発を実現します。
宣言的UIを利用するメリット
完成形UIがイメージしやすく、メンテナンス性が高いソースコード
UIフレームワークの表示パフォーマンスの性能向上
WebアプリやモバイルアプリのUIフレームワークで広く採用
React
React Native、Flutter
SwiftUI、Jetpack Compose
プログレッシブウェブアプリ(PWA)
スマートデバイスの普及に伴い、従来のWebサイトによるサービス提供から、モバイルを活用したユーザー体験の提供が必要になってきています。モバイルアプリを提供する際に、開発・運用コストや新技術への取り組みなど多くの課題があるなかで、Web上でモバイルアプリに近い操作性の実現やホーム画面への追加が行えるプログレッシブウェブアプリ(PWA)が選択肢として上がるようになっています。
PWAを導入する主なメリット
1. ネイティブに近いUX・操作性
ホーム画面への追加や、カメラ、マイク、位置情報など、ネイティブアプリで利用できるさまざまな機能を利用できることで、UXの向上を実現します。
2. 表示パフォーマンスの向上
Service Workersや各種機能によるキャッシュやストレージを活用して、ネイティブアプリに近いパフォーマンスを実現します。
3. 選択可能なリリース方式
PWA化することで、iOSやAndroidアプリとして提供することや、審査を介さずにWebアプリとしてリリースするなど、選択が可能になります。
ブラウザのPWA対応状況によって機能差分や制約を受ける部分があり導入難易度は高い
UI / UXデザイン
スマートデバイス開発においても、UIの印象・操作感といったユーザー体験の提供や、ビジネス導線の改善など、デザインに求められる要素は多くなっています。
デザイナーとエンジニアのチーム間の垣根を取り崩し、コミュニケーションを推進することで、ユーザーのニーズを満たすデザイン改善、新技術の適用による提供サービスの価値向上を支援します。
1. 完成イメージの共有
Adobe XDやSketchを利用してワイヤーフレームからデザインを起こし、実機上で動的なモックアップを再現することで、早い段階で完成イメージを共有できます。

2. UIデザインの共通化
パーツ・コンポーネント単位で定義するUIデザインにAtomic Designを導入することで、大規模な画面デザインの変更に対して素早く対応します。

3. エンジニアとデザイナーの連携
デザインとソフトウェア開発が別会社での対応になることで、コミュニケーションロスによってコスト増につながることも多くあります。プロジェクトの目的に応じて、エンジニア主導、デザイン優先といったサービス提供の要件に合わせた体制を構築し、効率的な開発を支援します。
