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多様なリモートワーク環境で、より便利に使いやすく進化!
シンクライアントシステム
「SKYDIV Desktop Client Ver.6」を発売しました

2023年6月5日
Sky株式会社

Sky株式会社はこのたび、シンクライアントシステム「SKYDIV Desktop Client Ver.6」(スカイディブ デスクトップ クライアント バージョン6)を開発、販売を開始いたしました。

組織での働き方改革が推進され、在宅・サテライトオフィス勤務やモバイルワークなどが定着するなかで、セキュリティを確保した上でこれら新しい働き方に安全に取り組むことができる環境の整備が重要になっています。また、教育機関や自治体、医療機関では機密データを取り扱うネットワークと、インターネット接続が可能なネットワークを分離した環境下で、安全にインターネットが利用できるPC運用が求められています。

シンクライアントシステム「SKYDIV Desktop Client」は、仮想環境(シンクライアント)でのPCの運用管理を支援する各種機能を搭載し、テレワークやネットワーク分離環境などのさまざまな業務環境で、安全かつ便利に業務を行っていただけるようにサポート。管理画面上でユーザーへの仮想端末の割り当てや、各端末の利用状況の確認が簡単に行えるよう使いやすさにこだわった設計、画面構成となっています。また、開発とサポートのすべてを国内で対応することで、お客様に安心して運用いただけるよう取り組んでいます。

最新の「SKYDIV Desktop Client Ver.6」では、出張先やテレワーク中に手元のPCからオフィスのPCを手軽に・安全にリモート操作できる「Remote Access Services」※1がさらに使いやすく進化。部署単位でポリシーや接続上限台数を設定できるように強化し、より柔軟なサービスの利用が可能になりました。また「ファイル無害化連携」機能では、ローカル環境で無害化したデータを仮想環境へセキュアに転送できる機能を追加し、自治体の「βモデル」などでご利用いただきやすくなりました。

  • オプションでのご提供のほか、単体で購入してご利用いただくことも可能です。

最新バージョン(Ver.6)の主な搭載機能

1. 「Remote Access Services」がさらにパワーアップ

①部署単位でポリシーや接続上限台数を設定、運用がさらに柔軟に

リモート接続方法、PC間のリダイレクトやファイルコピーの許可など各種利用設定を、部署単位で指定できるように改善。また、同時接続を許可する上限台数を部署ごとに割り当てることもでき、組織の運用に沿った柔軟なサービス利用が可能です。

②Webブラウザ経由で仮想環境にリモート接続

これまでの専用アプリケーション経由のリモート接続に加えて、Webブラウザでも仮想環境にリモート接続できるように改善。ゲートウェイやVPNなどを使わずに簡単に接続でき、例えばクラウド事業者が、利用者にクラウド上のサーバーに接続してもらう場合などにもお役立ていただけます※1

③従量課金の料金形態が選択可能に

これまでの「同時接続数ライセンス」に加えて、ご使用いただいたライセンス数に応じて利用料をお支払いいただく料金形態も新たにご用意しました。

2. ローカル環境で無害化したデータを仮想環境へセキュアに転送可能に

他社のファイル無害化ソリューション※2と連携し、仮想環境を利用中にWebサイトなどでダウンロードしたデータを無害化し、安全なファイルをローカル環境に転送できる「ファイル無害化連携」機能※3。新バージョンでは、ローカル環境でダウンロードしたデータを無害化して仮想環境に転送できる機能を追加し、自治体ネットワークにおける「βモデル」などの安全な運用を支援します。

3. 自治体における複数システムにまたがる仮想環境の接続にも対応

物理PCで利用中の仮想環境上から別システムの仮想端末(仮想アプリケーション)を起動し、使用することができます。複数のシステムをまたいで仮想環境の構築が必要なケースでもご活用いただけます。

  • クラウド契約者と接続元の利用者が異なる場合は、MicrosoftのRDS SALが必要です。
  • 連携する各メーカー様の製品については、Webサイト(https://www.skydiv.jp/limit/)をご覧ください。
  • ご利用には、SKYDIV Desktop Clientのライセンスのほか、SKYSEA Client ViewシンクライアントライセンスおよびSKYSEA Client View 申請・承認ワークフローシステムオプションが別途必要です。

「SKYDIV Desktop Client」の特長

1. わかりやすく使いやすい操作性と運用を実現

これまでのソフトウェア開発で培ったノウハウを生かし、初めてでもすぐに起動して使える利用者の使いやすさを追求。また、管理者にとって直感的に使いやすい管理画面と、環境構築・運用の容易さを目指しました。セキュリティ強化を支援するシンプルな機能構成も特長です。

2. 基盤は使い慣れたWindows Server / Hyper-V

仮想化基盤には、日本の多くの組織で運用されているマイクロソフト社のWindows Serverに搭載された「Microsoft Hyper-V」を利用。これまで使い慣れたMicrosoft製品の環境でシステムを動作させることができるため、スムーズに運用を開始していただけます。

3. 開発からサポートまで、国内・日本語で対応

「SKYDIV Desktop Client」は、Sky株式会社が国内で開発・販売。サポートサービスもすべて国内で提供し、技術資料やマニュアルも日本語で制作しているため、安心してご利用いただけます。

<ユーザーへの仮想端末の割り当て、管理を支援>

ユーザーへの仮想端末の割り当て、管理を支援

「SKYDIV Desktop Client」の主な機能

システム管理 シンクライアント環境の構築に必要な各種サーバーの追加・削除や、サーバーのパフォーマンスの確認など、必要な作業が画面上で行えます。また、各サーバーへ定期的に通信確認を行い、通信できない場合に管理者に通知することも可能です※1
カタログ管理 / 運用管理 ユーザーが使用する同一構成(OS・アプリケーション)の仮想端末を「カタログ」単位でまとめ※2、管理者が一元管理。ユーザーごとの仮想端末の割り当て状況や、ユーザーのログオン状況を管理画面上で把握することができます。
利用ポリシー設定 USBメモリやプリンターの使用禁止といったセキュリティポリシーの設定や、リモート接続に関する設定が部署ごとに行えます。設定状況は一覧で確認でき、ポリシーが正しく適用されているかを素早く把握できます。
その他機能 ユーザー問い合わせ対応:エラーメッセージに記載された問い合わせ番号を検索することで、エラーの詳細や対処方法が確認できます。
ユーザー認証:仮想端末へのログイン時に、Windowsスマートカード認証や、顔認証・静脈認証などの生体認証を活用できます。
  • 各サーバーに対する常時監視設定を有効にしておく必要があります。
  • 作成したカタログを基に「利用割当ユニット」を作成した上で、そのユニットごとに部署・ユーザーを割り当てることで仮想端末やアプリケーションが利用できるようになります。

販売体制

全国の販売代理店を通して販売いたします。

  • SKYDIV、SKYDIV Desktop Client、SKYSEA および SKYSEA Client View は、Sky株式会社の登録商標です。
  • Microsoft、Windows、Windows Server および Hyper-V は、Microsoft Corporationの登録商標または商標です。
  • その他記載されている会社名、商品名は、各社の登録商標または商標です。
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