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テレワークでのPC利用を、仮想環境の活用でより安全に
シンクライアントシステム
「SKYDIV Desktop Client Ver.3」を発売しました

2020年5月25日
Sky株式会社

Sky株式会社はこのたび、シンクライアントシステム「SKYDIV Desktop Client Ver.3」(スカイディブ デスクトップ クライアント バージョン3)を開発、販売開始いたしました。

コンソール画面

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により、在宅でのテレワークを実施する組織も増えるなか、利用するPCや社内データへのアクセスに関して、セキュリティをいかに担保しながら業務を遂行していくかが組織の課題となっています。また、教育機関や自治体、医療機関では機密データを取り扱うネットワークとインターネット接続が可能なネットワークを分離した環境下で、安全にインターネットが利用できるPC運用が求められています。

シンクライアントシステム「SKYDIV Desktop Client」は、仮想環境でのPCの運用管理を支援する各種機能を搭載し、テレワークやネットワーク分離環境などのさまざまな業務環境で、安全かつ便利に業務を行っていただけるようにサポート。画面上でユーザーへの仮想端末の割り当てや、各端末の利用状況を簡単に確認できるよう、使いやすさにこだわった設計、画面構成となっています。また、開発とサポートのすべてを国内で対応することで、お客様に安心して運用していただけるよう取り組んでいます。

最新の「SKYDIV Desktop Client Ver.3」では、仮想環境の運用に必要な各種サーバーの負荷状況をより視覚的に把握できるように、パフォーマンス確認機能を強化。Linux®のディストリビューションであるUbuntuに対応したほか、スマートフォンなどでも別途キーボードやマウスを使用して仮想環境の利用を可能にするなど、さまざまな環境で活用できるようにしました。また、「SKYDIV Desktop Client」のアップデートや更新プログラム適用が自動で行われる機能も追加し、利用者にとっても、管理者にとってもより使いやすい商品を目指しました。

最新バージョン(Ver.3)の主な搭載機能

● サーバーのメモリ使用率やネットワーク負荷を視覚的に表示

各サーバーのメモリ使用率やネットワークの送信・受信量などに関する情報をグラフで視覚的に確認できるパフォーマンス確認機能を強化。異常を検知したサーバーを強調して表示することで※1、状況の早期把握を支援します。

  • 異常を検知するための各項目のしきい値を別途指定することができます。

● さまざまなOS・端末で仮想環境の利用が可能に

これまでのWindows搭載PCやMac、iPad、Chromebook™、Android™などのタブレット端末に加えて、Linux®ベースのUbuntuにも対応。また、スマートフォンでも別途キーボードやマウスを使用した仮想環境の利用が可能になり、より幅広い端末で活用いただけます。

● 「SKYDIV Desktop Client」の更新作業をより手軽に

仮想端末のカタログ更新時や、ユーザーがランチャーを起動する際に、自動でアップデートや更新プログラムの適用が行われる設定を用意。「SKYDIV Desktop Client」の更新作業を効率的に行っていただけます。

● 「SKYSEA Client View」と連携した情報セキュリティ対策をより円滑に

クライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」を導入している場合に、管理されているPCごとのログインユーザーや部署情報を、「SKYDIV Desktop Client」に取り込み、仮想環境の管理にご活用いただけます。また、VDI方式をご利用の場合には、仮想端末の作成時に「SKYSEA Client View」のモジュールを自動でインストールし、すぐに資産管理やログ収集を開始できる機能も用意。対策をよりスムーズに行えるように支援します。

「SKYDIV Desktop Client」の特長

1.わかりやすく使いやすい操作性と運用を実現

これまでのソフトウェア開発で培ったノウハウを生かし、初めてでも利用者が仮想環境を使いやすく、管理者が運用しやすいUIや操作性と、環境構築・運用の容易さを目指しました。セキュリティ強化を支援する、シンプルな機能構成も特徴です。

2.基盤は使い慣れたWindows Server / Hyper-V

仮想化基盤には、日本の多くの組織で運用されているマイクロソフト社のWindows Serverに搭載された「Microsoft Hyper-V」を利用。これまで使い慣れたMicrosoft製品の環境でシステムを動作させることができるため、スムーズに運用を開始していただけます。

3.開発からサポートまで、日本国内で対応

「SKYDIV Desktop Client」は、Sky株式会社が国内で開発・販売。サポートサービスもすべて国内で提供し、技術資料やマニュアルも日本語で制作しているため、安心してご利用いただけます。

<ユーザーへの仮想端末の割り当て、管理を支援>

ユーザーへの仮想端末の割り当て、管理を支援

「SKYDIV Desktop Client」の主な機能

システム管理 シンクライアント環境の構築に必要な各種サーバーの追加・削除や、サーバーのパフォーマンスの確認など、必要な作業が画面上で行えます。また、各サーバーへ定期的に通信確認を行い、通信できない場合に管理者に通知することも可能です※1
カタログ管理 / 運用管理 ユーザーが使用する同一構成(OS・アプリケーション)の仮想端末を「カタログ」単位でまとめ※2、管理者が一元管理。ユーザーごとの仮想端末の割り当て状況や、ユーザーのログオン状況を管理画面上で把握することができます。
利用ポリシー設定 USBメモリやプリンターの使用禁止といったセキュリティポリシーの設定や、リモート接続に関する設定が部署ごとに行えます。設定状況は一覧で確認でき、ポリシーが正しく適用されているかを素早く把握できます。
その他機能 ユーザー問い合わせ対応:エラーメッセージに記載された問い合わせ番号を検索することで、エラーの詳細や対処方法が確認できます。
ユーザー認証:仮想端末へのログイン時に、Windowsスマートカード認証や、顔認証・静脈認証などの生体認証を活用できます。
  • 各サーバーに対する常時監視設定を有効にしておく必要があります。
  • 作成したカタログを基に「利用割当ユニット」を作成した上で、そのユニットごとに部署・ユーザーを割り当てることで仮想端末やアプリケーションが利用できるようになります。

販売体制

全国の販売代理店を通して販売いたします。

  • SKYDIV、SKYDIV Desktop Client、SKYSEA および SKYSEA Client View は、Sky株式会社の登録商標です。
  • Linux® は、Linus Torvaldsの登録商標または商標です。
  • Ubuntu は、Canonical Ltd.の登録商標または商標です。
  • Microsoft、Windows、Windows Server、Hyper-V および Active Directory は、Microsoft Corporationの登録商標または商標です。
  • Mac および iPad は、Apple Inc.の登録商標または商標です。
  • Chromebook™ および Android™ は、Google LLCの登録商標または商標です。
  • その他記載されている会社名、商品名は、各社の登録商標または商標です。
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