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企業・団体向け クライアント運用管理ソフトウェア
「SKYSEA Client View Ver.16.3」をリリースしました

2021年6月9日
Sky株式会社

Sky株式会社は、企業・団体向け クライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View Ver.16.3」(スカイシー クライアント ビュー バージョン16.3)を開発、2021年6月9日より販売を開始いたしました。

SKYSEA Ver.16 コンソール画面

「SKYSEA Client View」は、「使いやすさ」をコンセプトに、資産管理・ログ管理・セキュリティ管理といった『情報漏洩対策』や『IT運用管理』を支援する機能を搭載しています。サイバー攻撃に対する多層防御や、組織のテレワーク運用を支援する機能なども搭載しているほか、各メーカー様の製品と連携することで、各種対策をさらに強化いただける連携ソリューションも提供しています。

「SKYSEA Client View Ver.16.3」では、情報セキュリティ対策を強化する2つのオプションをご用意。紛失したPCをリモートロックし、第三者の不正利用による情報漏洩を防ぐ「紛失端末制御」機能や、FFRIセキュリティ社製「FFRI yarai」と連携し、マルウェア対策をさらに強化する「EDRプラスパック」を搭載しました。そのほか、テレワーク環境での情報漏洩リスクの軽減や、安全なインターネット利用を支援する各種機能も搭載。普及が進むテレワークのよりセキュアな運用をサポートします。

「SKYSEA Client View Ver.16.3」新機能

1.紛失したPCをリモートで制御、第三者の不正利用を阻止し情報漏洩を防ぐ

テレワークなどで会社貸与のPCを社外に持ち出す場合は、紛失への対策が重要です。Ver.16.3では、紛失したPCへ画面ロックやデータ削除をリモートで実行し、第三者の不正利用を阻止することで情報漏洩を防ぐ「紛失端末制御」機能※1をご用意。PCの大まかな位置情報を確認することもでき、PCを捜索する手掛かりとしてお役立ていただけます。

2.次世代エンドポイントセキュリティ製品と連携し、マルウェア対策のさらなる強化をサポート

「EDRプラスパック」オプション※2では、FFRIセキュリティ社製「FFRI yarai」※3がクライアントPCのマルウェア感染を検知した際、「SKYSEA Client View」がPC上のマルウェアを隔離。迅速な安全性の確保を支援します。また、検知したマルウェアを基にほかのクライアントPCが感染していないかを自動で調査し、マルウェアが確認された場合は同様に自動で隔離します。

3.テレワークでの印刷操作禁止時に、PDFファイル出力のみ許可

テレワーク環境など、組織外で利用するPCでの印刷を禁止する機能を、さらに使いやすく改善。PDFファイルの出力のみ許可することで、印刷物の紛失による情報漏洩リスクを軽減しつつ、より業務に即した運用が行えます。

4.通信の安全性を確保し、インターネット利用をよりセキュアに

組織内ネットワークへのVPN接続を強制することで、テレワーク中のPCの安全なインターネット利用をサポートする機能をさらに強化。PCが組織内ネットワークに接続しているかを、「SKYSEA Client View」のサーバー※4との通信確認を通じてチェックし、より確実に通信の安全性が確保できるように支援します。

5. アプリケーション単位で印刷操作を禁止、より柔軟なポリシー設定が可能に

情報漏洩リスクにつながる印刷操作を、プリンターやユーザー単位で禁止できるアラート機能を拡張。新たにアプリケーション単位でも禁止できるようにしました。業務で多用するMicrosoft Officeツール以外での印刷操作を禁止するなど、組織のセキュリティポリシーに応じてより柔軟に設定いただけます。

<その他新機能・機能改善>

  • 従量制課金接続のデータ使用量削減のために、HTTP(S)通信のソフトウェア配布制限が可能に
  • ファイルサーバー上に作成できる「自動暗号化フォルダ」の最大数を拡張
  • 20,000台以上の大規模環境でも「マスターサーバー名変更ツール」が利用可能に
  • 個人情報を検出する連携製品「すみずみ君」の最新バージョンに対応
  • 印刷ログ取得製品「PRINT EYE」との連携に対応
  • 資産データWeb閲覧などのWebシステムがMicrosoft Edge(Chromium版)でも利用可能に
  • Windows 10 May 2021 Updateに対応 など
  • ※1 本機能はオプションです。
  • ※2 「FFRI yarai」における、管理サーバーの導入コストや運用・更新コストを削減したいお客様向けの「EDRプラスパックCloud」もご用意しています。
  • ※3 マルウェア特有の振る舞いを検知することで、未知の脅威の早期発見をサポートする次世代エンドポイントセキュリティ製品です。
  • ※4 マスターサーバー、またはデータサーバー。

※詳細は下記Webサイトにてご確認ください。
<SKYSEA Client View Webサイト>
https://www.skyseaclientview.net/

「SKYSEA Client View」の主な機能

資産管理 ハードウェア・ソフトウェアの詳細な情報を自動的に収集。日々変動するIT資産を適切に管理いたします。
ログ管理 クライアントPC上でのユーザーの操作や外部との通信、ファイルへのアクセス状況など、日々のPCの挙動をログとして記録。膨大なデータから必要な情報を抽出することで「いつ」「誰が」「何をしたのか」などを正確に把握し、情報漏洩リスクの早期発見を支援します。
セキュリティ管理 組織のセキュリティポリシーに反する操作に対してアラートで通知したり、操作そのものを禁止したりすることができます。アラートは管理機へも通知されるため、速やかな状況の把握にもお役立ていただけます。クライアントPCへの更新プログラム適用を支援する機能も搭載しています。
デバイス管理 社内にある多くのUSBデバイスやメディアなどの外部記憶媒体を徹底管理。利用権限の設定や棚卸までをサポートいたします。
ITセキュリティ対策強化 日々巧妙化が進むサイバー攻撃への対策として、UTMやウイルス対策ソフトウェアなどのセキュリティ製品と連携し、多層防御を強化。不審な通信やマルウェア侵入の早期把握、感染PCのネットワーク遮断など、リスクの最小化を支援します。※5
※5 一部エディション(Light Edition / 500 Clients Pack / Standard Edition)ではオプションとして提供しています。
レポート レポート機能を使って、IT機器の運用状況を詳細に把握。レポートを分析することで、コスト削減やセキュリティポリシーの改善などにお役立ていただけます。
メンテナンス リモート操作※6で離れたクライアントPCのメンテナンスが行えます。同時接続や一斉操作も可能で、複数のクライアントPCを管理する際に作業効率が向上します。
※6 「リモート操作」機能は、一部エディション(Light Edition)ではオプションとして提供しています。
ソフトウェア資産管理(SAM) 「ソフトウェア資産管理(SAM)」に必要な管理台帳を用意し、ソフトウェア資産の適切な管理を支援します。
サーバー監査 Windowsサーバーのイベントログ(監査ログを含む)を活用して、重要なデータが集約されることの多いサーバーへのアクセス状況の把握や、操作状況の確認が行えます。※7
※7 本機能はオプションとして提供しています。
モバイル機器管理(MDM) iPhone / iPad / iPod touchの資産情報を管理するために、一般的なモバイルデバイスマネジメント(MDM)の一部である資産管理機能をご用意しました。※8
※8 本機能はオプションとして提供しています。

販売体制

「SKYSEA Client View Ver.16.3」は、官公庁、自治体、民間企業、団体などを主な対象として、全国の販売代理店を通じてソフトウェアの販売を行います。

  • SKYSEA および SKYSEA Client View は、Sky株式会社の登録商標です。
  • Microsoft、Microsoft Edge および Windows は、Microsoft Corporationの登録商標または商標です。
  • iPhone、iPad および iPod touch は、Apple Inc.の登録商標または商標です。
  • その他記載されている会社名、商品名は、各社の登録商標または商標です。
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