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ファイルサーバー構築で​使用した​技術⑦ ~シャドウコピー~

ファイルサーバー構築で​使用した​技術⑦ ~シャドウコピー~

構築したWindows Serverを用いたファイルサーバーの技術紹介第7弾で、シャドウコピー機能について説明しています。シャドウコピーは、過去のファイルバージョンを復元する機能で、人為的ミスによるファイル消失時に有効です。

構築したWindows Serverを用いたファイルサーバーの技術第6弾でございます。

前回の​記事

今回構築したファイルサーバーはいろいろな技術を使って成り立っていますので、1つ1つ紹介させていただきます。

連載予定は次のとおりで、今回は⑦を紹介いたします。

連載予定

①:フェールオーバークラスター
②:クラスター共有ボリューム
③:記憶域スペース
④:記憶域スペースダイレクト
⑤:入れ子になったミラー加速パリティ
⑥:データ重複除去
⑦:シャドウコピー【今回の記事】
⑧:BitLockerの解除キー(ADとリカバリキー)
番外編:DFS名前空間

⑦シャドウコピー

様々な使い方があるのですが、ファイルサーバーとして今回が関係する機能としては過去にタイムスリップしてファイルを復旧できる機能となります。

こんな感じで、フォルダの「プロパティ」から「以前のバージョン」を選択すると過去のある地点を選んでタイムスリップすることができます。

フォルダごとその地点に戻すことも可能ですし、過去に入り込んで、特定のファイルだけを見たり戻したりすることも可能です。

主に

「まちがって消しちゃった!」 🤮

「いつの間にか大切なファイルがなくなっている。。。。」 😥

「エクセルの資料が古いバージョンに上書きされちゃった。。。」 😡

などの人為的ミスが起きた際に大活躍します。

1つ注意点がございます。こちらは「バックアップ」とは別物となります。
もちろんPCが故障した場合は、シャドウコピーも一緒に壊れますのでバックアップが必要な場合は、別途計画を立てて行う必要がございます。

というところで、今回はここまでです。

ありがとうございました。


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