Sky株式会社では、企業・組織の情報セキュリティ対策を支援し、より安全な情報社会の実現に貢献することを目的として、いくつかのセキュリティイベント、団体のスポンサーを務めています。その中の一つ、「Hardening Project(ハードニングプロジェクト)」でのスポンサー活動についてご紹介します。
なぜスポンサーになったのか
自社パッケージ商品「SKYSEA Client View」のお客様を中心にお届けしている 『情報誌 SKYSEA Client View News』の取材を、「Hardening Project」の実行委員の方々にご協力いただいたことがきっかけです。
企業・組織の情報セキュリティ対策を支援する「SKYSEA Client View」のメーカーとして、「衛る技術」の価値を最大化するためのセキュリティ・プロジェクト「Hardening Project」に、スポンサーとして協力してほしいと依頼を受けました。
スポンサーとしての役割
ソフトウェアメーカーがイベントや団体のスポンサーになった場合、Webサイトにロゴが掲示されたり、イベントにブースを出展し、商品を展示したりといった活動が中心です。 もちろん、Hardening ProjectのWebサイトには、Sky株式会社のロゴが掲示されています。
しかし、Hardening Projectの場合、それだけではありません。
Hardening Projectの場合①
カンファレンスでの発表
2025年7月10~12日に「Hardening Designers Conference 2025」と銘打たれたカンファレンスが開催されました。
「攻撃と通常操作の境界」を実機で追体験できるハンズオンイベントや実行委員の皆さんをはじめ、セキュリティ業界の有識者によるトークセッションのほか、「Tech Briefing(テックブリーフィング)」も行われます。
このブリーフィングへの登壇がスポンサーに与えられた権利です。自社の活動を披露するまたとない機会のため、各社はセキュリティに関するさまざまなテーマでプレゼンテーションを行います。
Sky株式会社からは、実際にセキュリティ対策業務を担っている2名が登壇。それぞれ、以下のテーマでお話しました。
- ハードニング競技会にインフラエンジニアが出場、情シスに起こった変化とは?
- 自社でインシデント対応訓練を実施してわかったこと
Sky株式会社の情報システム部が、強い想いを持ってセキュリティ対策にあたってくれていることを知ることができ、社員としてとても頼もしく感じる内容でした。
また、スポンサー窓口を担当する者として、Hardening競技に参加してもらった具体的な効果を知り、うれしく思いました。
そして、驚いたのは2人のプレゼンテーション力の高さです。後日2人に聞いてみたところ、社内研修に組み込まれているプレゼンテーション研修の成果とのこと。 Sky株式会社では、営業職でなくてもプレゼンテーション研修を受けられます。その成果を最大限に発揮されていました。
残念ながら発表内容はこのイベント限定で披露したため、ここでは公開できませんが、別途ご紹介する方法を検討していますのでお待ちください。
Hardening Projectの場合②
ハードニング競技会に自社商品を提供
長くなってしまうため、ハードニング競技会についての説明は割愛しますが、以下に参加体験記を掲載していますのでぜひご覧ください。
競技はチーム戦で、参加者は競技中これでもかというくらいサイバー攻撃を受け続けます。企業・組織では、さまざまなセキュリティ対策ツールが導入されていますが、競技会でもスポンサーが提供する商品を購入して対策に役立てることができます。もちろん、実際に購入するわけではなく、支払いは競技会専用の仮想通貨です。さまざまな制約があるため、すべての商品を購入できるわけではなく、どの商品を購入するかも勝敗を左右するポイントの一つになります。
そして、スポンサーにとっても商品を購入してもらえないという残酷な結果もあるため、参加者への事前のアピールがとても重要になります。スポンサーにとってハードニング競技会は、サイバー攻撃に対して自社商品がどれくらい役立つのか、さらに参加者に有用だと感じてもらえるかを競う場でもあります。つまり、商品力とPR力が試されるということです。
スポンサー初年度の奮闘記は、以下でご覧いただけます。
2025年の「ハードニング競技会」は、10月8日に開催予定。
Sky株式会社の奮闘記は別途公開予定ですので、お楽しみに!

