SI部インフラ課では、教育機関や公共機関、民間企業など、さまざまなお客様のシステム構築・導入案件を担当しています。 業務の幅は広く、提案や要件定義から、ネットワーク・サーバー・セキュリティの設計・構築、PCやタブレットのデバイス展開、 さらにはその上で動作するソフトウェアや業務アプリケーションまで、お客様のニーズに合わせたシステム導入を行っています。
なぜ「案件振り返り」をするのか?
案件をやり遂げるまでには、その中だけで得られる技術的な知見や、固有のノウハウ、進め方の工夫などが数多く存在します。
しかし、せっかくその案件で得られた学びが、担当したメンバー個人の頭の中や、その案件チーム内だけにとどまったまま完了してしまうのは非常にもったいないことです。 たとえ扱うシステムや製品が異なる案件であっても、「プロジェクトの進行管理」や「お客様との調整手順」、「トラブルを未然に防ぐチェック方法」といった プロセスにおける学びは、多くの案件に共通して生かすことができます。
そこでインフラ課では、案件ごとに得た経験をチームの資産に変え、対応品質を向上させていくための仕組みとして「案件振り返り」を実施しています。
記憶が新しいうちに!「対応中」からリアルタイムに記録
この振り返りの一番のポイントは、案件が終わってから思い出すのではなく、「案件の対応中」から記録をスタートする点です。
案件の進行中に、その中で気づいた「良かった点」や「悪かった点」、あるいは「ミスやヒヤリハット(トラブルを未然に防ぐ段階)」といった事象を、 各メンバーが専用のフォーマットにその都度書きとどめていきます。
記憶が新しいうちに些細なことでもメモしておくことで、後から思い出す手間を省き、その案件ならではのリアルで具体的なノウハウを収集することができます。
納品後のディスカッション:次の案件に生かす改善策を話し合う
案件が無事に完了(納品)した後は、その案件の関係メンバーが集まって振り返り会を行います。
対応中に書きとどめたメモをベースに、事実確認を行いながら、「なぜその事象が起きたのか」という原因分析や、「今後どう対処すべきか」という改善策を話し合います。 ここで大事にしているのは、誰がミスをしたかを責めるのではなく、「仕組みやプロセスをどう改善するか」という前向きな視点です。
議論してまとまった対策やベストプラクティスは、最終的にチーム全体へ共有されます。
おわりに
この「案件振り返り」を地道に繰り返すことで、過去のつまずきを事前に回避し、新しい案件でもよりスムーズで高品質な対応ができるよう、日々取り組んでいます。
まだすべてのノウハウがさらなる共有に向けて取り組んでいる最中ですが、メンバー同士がフラットに意見を出し合い、 知識をオープンに共有しながらチーム全体で一緒に成長していこうという意識を持って活動しています。
これからも技術とチームワークを磨き、お客様の業務を支える信頼性の高いシステムを届けてまいります。

