こんにちは!Sky株式会社のOJT研修では、毎年恒例の成果発表会が行われます。私はチューターとして関わらせていただきましたので、その中での気づきや学びを皆さんと共有したいと思います。実際に体験してみて初めてわかったことや発見もありました。これからお話しする内容が、皆さんの参考になれば嬉しいです。
今年も新入社員のOJT成果発表会が開催されました。せっかくなら何か関連した記事にしたいと思い、この1年間、チューターを担当させていただいてよかったことや今後の参考になりそうなこと、もっと改善の余地があると感じたことについて新人・チューターそれぞれの視点でまとめてみました。
私以外にも数名からいただいたご意見も記載しており、実際に経験したからこそ見えてきたこともありましたので、ぜひ生の声をご覧いただけますと幸いです。
良かったこと・次に活かしたいこと
チューター目線
- 気軽に会話できる関係性を築くこと
- 自分以外の歳の近い先輩と、気楽に話せる環境を用意すること
- 社員だけでなく新人がパートナー様とコミュニケーションをとる機会を作ること
- 過去の自らの実体験と合わせてアドバイスをすること
└実際の経験と合わせることで説得力が大きいだけでなく、理解しやすくなりました - 「大抵のことはどうにかなる」等のメンタル面でのアドバイスをすること
- 毎日、その日の作業予定連絡(朝)と作業報告(定時前)をしてもらうこと
└こまめに報連相を行うことのクセ付けやチャットでの報告の練習になりました
新人目線
- 配属前から積極的にコミュニケーションを取っていただけたこと
- 1on1を定期的に決まった時間で実施していただいたこと
└決まった時間に開催することがよかったです。「何かあったら」では実施せずに終わりがちだと思いました - 配属前に業務で扱うツールに触れられたこと(評価職の配属前研修)
- 自分のできていない部分についてしっかりと伝えていただいたこと
- OJT成果発表会を開催していただいたこと
- 先輩同士のつながりによって他チームの先輩と交流できたこと
さらに改善できそうだと感じたこと
チューター目線
- 「言わなくてもわかるだろう」という考えをなくすこと
- 「わからないことがあったら遠慮なく言って」という発言を過信しないこと
└そもそも何がわかっていないかを認識できていないケースがあるので、質問を待っているだけにならないこと! - 「手順」のみを教えるのではなく「目的」や「本質」を伝えること
└ただ手順を示すだけだと、単純な「作業」になってしまうリスクが…… - 相手の立場に立って指導や助言を行うこと
- こちらが想像している2倍くらい、一対一で話せる時間を作ること
- 新人と先輩社員の方々をつなげて、新人がコミュニケーションできる相手を増やすこと
新人目線
- 認識のすり合わせをよりこまめに行うこと
- チューターの方が感じている課題を伺うこと
└チューターや先輩の求めていることや考えを理解することで、より「チームに貢献できる人」になれると思いました - やるべきことに加えて、その背景や実施理由等まで確認すること
└ただ指示いただいたことをやるだけでは作業になってしまい、応用が利かなくなると感じました
以上です。
次、新たにチューターになる方をはじめ、今後新人育成に関わられる皆さまに少しでもお役に立てればうれしいです。