皆さんこんにちは。私は、Sky株式会社の広報部広報課に所属しているCGデザイナーです。 今回は広報課で手がけているイベントのオープニング映像の制作について、その舞台裏をご紹介します。
はじめに
Sky株式会社では、毎年春と秋の年2回、式典(業績発表会)を開催しています。これらの式典では、業績報告や昇格発表、表彰式などが行われ、 特に秋に開催される式典は全社員がオンラインで参加します。
オンライン式典の臨場感を高めるために、広報部が制作する背景のCGモデルやバーチャルステージ、そしてイベントの開幕を盛り上げるオープニング映像が欠かせません。 今回は、2025年度秋の式典用に広報部が手掛けたオープニング映像やCGモデルをご紹介いたします。
シナリオ・絵コンテ
まずは、絵コンテを作成し、制作チーム内でストーリーの展開や演出の方向性を擦り合わせました。今回のテーマは、企業イメージCMのキャッチコピーにもなっている今期のスローガン「Look up.」に基づき、「上がっていく」 をテーマにしたストーリーを考案しました。
絵コンテの一部
オープニング
オープニング映像では、「Look up.」ということで、地球から宇宙へ飛び出し、宇宙ステーションで式典を開催するという趣向です。
式典オープニング
式典オープニングのBreak Down
発射基地
発射基地のシーンでは、キットバッシュを利用して時間短縮を図りながらも高クオリティを実現しました。カメラワークを先行して作成し、見える部分のみをモデリングすることで効率的に制作を進めました。

キットバッシュ
宇宙船
宇宙船の内部も細部にこだわってデザインしました。

船内
宇宙服
キャラクターデザインはSky株式会社の3つの事業をモチーフに作成しました。 アニメーションはAdobeが提供している「Mixamo」を使用してリギングを行いました。

宇宙ステーション
宇宙ステーションのテクスチャーは、宇宙空間でキラキラと光る印象を持たせるために反射素材を多めに使用しました。

惑星
惑星はディスプレイスメントマップを使用して、クレーターなどの凹凸を表現しました。
地球
月
火星
天王星
ウェルカムステージ
オープニング映像のラストは、宇宙ステーション内のウェルカムステージで終わります。 ここに社長が登場し、全社員に向けた挨拶で式典が始まりました。

業績発表ステージ
業績ステージでは、上期の振り返りと下期に向けた方針・施策が発表されました。

昇格・表彰ステージ
昇格・表彰ステージでは、社員の実績や努力を称える表彰式が行われました。 表彰らしい華やかなイメージを持たせつつ、長時間の視聴でも飽きないように工夫しました。 画角やズームを操作して観客の有無や背景を変化させ、その動きを演出として取り入れました。 式の進行に合わせてカーテンやオブジェ、全体装飾が転換し、ステージビジュアルが2回ほど変化します。

バーチャル空間での一体感
式典の登壇者は、全国各地の拠点でグリーンの布を背景に撮影し、クロマキー技術で一つの空間にいるように合成しました。CGを駆使したバーチャル空間によって、全社員が一体感を持って式典に参加できるように演出しました。
いかがでしたか? Sky株式会社や広報課の仕事に、少しでも興味を持っていただけましたら幸いです。

