皆さん、こんにちは。私はSky株式会社のキャリアアップサポート課という部署に勤務しています。キャリアアップサポート課では、主に新卒エンジニアへの技術研修やその他の新入社員研修、各種社員研修の準備や運営サポートを行っています。 今回は、内定者研修についてご紹介します。
年間スケジュール

新入社員研修
新卒入社予定の内定者研修は、内定者の方々の希望日程に合わせて、随時職種別の研修を実施しています。開発職の内定者はプログラム(C言語、Java言語)の基礎学習に取り組み、開発職以外の方は各現場で業務のお手伝いをしながら、会社や仕事内容について理解を深めていきます。営業職の内定者は先輩社員の営業活動に同行して外出することもあります。
また、職種問わず全員が「Skyなう(社内SNS)」や「社内ブログ」、「SKYAI(社内向け生成AIサービス)」などの社内ツールや、Office(Excel、Word、PowerPoint、Outlook)の基本的な使用方法も学び、仕事に必要な基本的なOAスキルを身につけていきます。
ちなみにこの内定者研修、今年は10月に始まったばかりですが、10月のうちに9割以上の内定者が一度は参加される予定です。
内定者研修の準備
内定者研修の準備は、内定者の1年先輩にあたる新人の新人研修期間中に始めています。なぜ数ヶ月もかけて準備しているのかというと、キャリアアップサポート課だけで内定者研修を実現するのは不可能だからです。
キャリアアップサポート課以外に、内定者研修に関わっている部署を挙げてみます。
| 部署名 | 役割 |
|---|---|
| リクルーティング | 内定者と接点が多い |
| 総務 | 従業員情報の管理や様々な支援 |
| 経理 | お給料や交通費などお金に関わる対応 |
| 情報システム部門 | PCレンタルやネットワーク環境の整備、アクセス権管理 |
| 開発部門 | 各種社内システムの開発 |
| 各部門 | 営業や事務などで内定者を受け入れる予定の部署 |
また、各種手続きや環境面などの準備と並行して、研修開始後の詳細なスケジュール作成や内定者に取り組んでもらう研修課題のアップデートも進めています。オリジナル教材を用いた研修課題は、毎年50件を優に超える改善をしており進化し続けています。
内定者研修の内容
内定者研修では、内定者が初めて参加した際にキャリアアップサポート課のメンバーが以下のような様々な手続きや説明を行っています。
- 出退勤打刻、出社時の注意点、手続き書類記入、入門証用の写真撮影
- セキュリティ関係の注意点
- 研修システムの利用方法
- PCの各種設定、パスワードの変更
- 研修課題の進め方のレクチャーと序盤の研修課題実施
- 参加2回目以降の研修の流れ
- 服装・身だしなみ、勤怠連絡の方法
- 勤務表入力と提出、作業進捗の入力、日報作成と提出
- アンケート入力 内定者研修は内定者の希望日に合わせて随時実施しているため、10~11月は上記のような初参加時の対応を毎日のように実施しています。
2回目以降の参加者は、出社時と退社時にやることはあるものの、基本的には個別指導形式で研修課題に取り組んでいくことがメインとなります。また、10月初旬に開催した式典の動画も視聴してもらっています。この式典は業績発表と昇格者や表彰者の発表もあり、会社がとても力を入れているイベントです。実は我がキャリアアップサポート課は、なんと社長特別グループ賞を受賞しましたので、内定者に式典の動画を視聴してもらう際は、ひっそりと誇らしさも感じております。
まとめ
新卒の内定者研修はとても充実していることが伝わっていれば嬉しいです。次回は、営業や事務職などの内定者研修についても紹介いたします。全ての職種に実施している内定者研修では、「Skyなう(社内SNS)」「社内ブログ」「SKYAI(社内向け生成AIサービス)」などの社内ツールや、Office(Excel、Word、PowerPoint、Outlook)の基本的な使用方法を学んでもらっています。職種に関わらず、仕事に必要な基本的なOAスキルとAI利活用の基礎を身につけていきます。
これらの研修は、全て個別指導形式で実施しており、キャリアアップサポート課に所属する講師や他のメンバーが指導に携わっています。こういった全職種共通の基礎研修を行いながら、職種別の研修も実施しています。
まず、開発職は個別指導形式でプログラムなどの研修課題に取り組んでいくのですが、入社後の開発新人研修で実施する予定の研修課題を前倒しで進めていく形となります。研修の雰囲気は、開発職向けの技術研修をご覧ください。
評価職についても、基本的なプログラミングの知識とスキルを身につけておくと評価業務にとても役立つため、個別指導形式でVBAやPython課題に取り組んでもらっています。
そして、開発と評価職以外の内定者は、職種別の現場研修として、いくつかの部署で簡単なお仕事のお手伝いをさせてもらいながら仕事場の環境を見学したり、先輩社員とコミュニケーションをとる機会があります。営業職やフィールドエンジニア職などは、先輩社員と一緒にお客様先に行き、情報交換や商談の場を体験させてもらうこともあります。

