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専用線の​導入を​検討しませんか?

専用線の導入を検討しませんか?

皆さん、こんにちは。Sky株式会社の情報システム部です。最近、専用線の導入を進める企業が増えてきています。その背景について、簡単に解説してみたいと思います。


最近、専用線の導入を進める企業が増えてきています。その背景として、 セキュリティ意識の向上安定性への関心が高まっていることが挙げられますが、 一番大きな理由はなんといっても導入コストが下がったことです。

専用線とは

2拠点間を物理的に接続する回線のことを指します。

  • メリット :自社占有の物理的な線のため、超高速通信、超低レイテンシー、高セキュリティ
  • デメリット:高コスト、インターネットには接続不可、他拠点接続には不向き

極端に言えば、大阪から東京まで直接LANケーブルの伸ばして接続するようなものです。 だから早いですし、遅延もなく、セキュリティ的に侵害される恐れもありません。 大阪と東京で同じセグメントだって使えます。

非常に便利なものではあるのですが、以前は大阪と東京を10Gbpsで接続しようとすると、 月額1,000万円! と言われることも普通で、長距離においては簡単に導入できるものではありませんでした。

しかし、現在は複数の要因があり、価格が非常に下がっています。以下のような理由が考えられます。

  1. WDMという波長分割技術により、1本の光ファイバーによる帯域が拡張
  2. 波長提供、帯域提供といったサービス提供形態が増えた
  3. データセンター需要増加によるスケールメリット
  4. 光ケーブル高密度化による、1本あたりのコストダウン

専用線は以前のような高額サービスではなくなっています。 インターネットは不要で拠点間接続のみで問題ないといったケースでは、有力な選択肢になります。

インターネット回線や広域回線を手配する前に、一度専用線も検討してみることをお勧めいたします。

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