皆さんこんにちは。今回は、保守 / 運用課の点検作業についてご紹介します。点検作業には、ハードウェア・ソフトウェアの正常動作確認やWindowsの累積パッチ、大型アップデートの適用、アプリケーションのバージョンアップなどが含まれます。トラブルを防ぐために、作業手順レビュー、バックアップ取得確認、システム情報収集ツールの使用、動作確認を行っています。これにより、お客様に安心してご利用いただけるシステムを提供しています。
点検作業について
保守 / 運用課の業務の中には、点検作業がございます。
単純にハードウェア・ソフトウェアの正常動作を確認するだけの点検もあれば、Windowsの累積パッチや大型アップデートの適用、導入しているアプリケーションのバージョンアップなどを行うこともあります。
特に後者の場合は、お客様の環境が大きく変わることもあるため、点検作業を行った後に動作がおかしくなりトラブルにつながることもあります。
このようなトラブルが発生しないようにするための取り組みとして、以下のような対応を行っております。
①作業手順レビューの実施
担当者のみで行うのではなく、有識者のレビューを通すことで個人のスキルに依存しないように作業手順を作成し、全体的な作業精度、作業効率の向上を図っております。
②バックアップ取得の確認
大型アップデートやバージョンアップ作業ではどうしても予期せぬ障害が発生することがあります。
万が一に備えて作業前のバックアップ取得確認はしっかりと行っております。
何か問題が発生した場合には、バックアップから復旧できる体制を用意して作業に臨んでおります。
③システム情報収集ツールを使用した設定チェック
人の手で確認できる部分にはどうしても限界があります。
そのため、システムから取得できる情報のチェックはツールを使用して行っております。
作業前後で対象機器の情報をツールで取得し比較することで、細かな違いによる問題が発生しないように対応しております。
④動作確認
これは当然の作業となりますが、ご提供しているサービスが正常に利用できるかどうかを点検後に確認しております。
Sky株式会社のみで確認できるサービスもありますが、お客様にご協力いただく必要があるものもあります。
事前にお客様と作業スケジュールの調整をしっかりと行い、お客様にご確認いただく部分についてもスムーズに進むように意識しております。
セキュリティ的な観点からパッチの適用やアップデートについて非常に重要な作業となります。
お客様に安心してご利用いただけるシステムを提供していくという観点でも、今後も点検作業でトラブルが発生しないように注力してまいります。

