皆さん、こんにちは。Sky株式会社のエンジニアは技術イベントに参加し、スキルアップや技術のインプットを積極的に行っています。今回は、新卒3年目のSREが「Platform Engineering Kaigi 2025」に参加した感想をご紹介します!イベントでは多様なセッションや企業ブースが設置され、最新の技術(AI)やプラットフォームエンジニアリングについて学ぶ貴重な機会となりました。
SREとは
SRE(Site Reliability Engineering)は、Google社によって提唱されたシステム管理とアプリケーション監視などのプラクティスです。具体的には、ソフトウェアエンジニアリングのアプローチを運用業務に適用し、システムの信頼性、可用性、拡張性を向上させることを目的としています。システムの安定稼働やパフォーマンスの最適化、手作業による運用の自動化など、システムの信頼性を高める活動を行います。
プラットフォームエンジニアリングとは
プラットフォームエンジニアリングは、開発者の体験(Developer Experience)や生産性を向上させるための取り組みです。昨今、目覚ましい技術の進歩により、開発者の認知負荷が課題として挙げられています。
Sky株式会社でもパブリッククラウドやコンテナ、IaCなど、専門知識がなくてもアプリケーションが動く環境をセットアップできるようになりました。裏を返せば、開発者の責任範囲が広がったということになります。使用する技術が増えれば、本来注力すべきアプリケーション開発に集中することが難しくなります。プラットフォームエンジニアリングは、開発者の認知負荷を下げ、アプリケーション開発をさらに高速化することに注力しています。
Platform Engineering Kaigi 2025とは
Platform Engineering Kaigi 2025は、プラットフォームエンジニアリングに関する知識と経験を共有するための専門カンファレンスです。22のセッションが開催され、多くの企業のプラットフォームエンジニアリングの取り組みについて話を伺うことができました。

興味を広げることができる
セッションでは、プラットフォームエンジニアリングの実践事例やAIの活用方法など、今後の業務に取り入れたい仕組みについて知ることができました。
また、セッション後にはスピーカーの方や企業ブースのエンジニアの方と直接コミュニケーションを取る機会もありました。
お楽しみ企画
お楽しみの企画として屋台や書店、スタンプラリーなどもありました!

感想
昨年もPlatform Engineering Kaigiに参加させていただきましたが、今回のイベントでは前回から1年間のAIの進歩により、AIがプラットフォームエンジニアリングのゲームチェンジャーとなっていることを実感しました。
これまでプラットフォームエンジニアリングのプラクティスとして提唱されていたゴールデンパス(Golden Path)、抽象化、ドキュメンテーションなど、これらの多くをAIが支援できるようになっています。だからこそ、プラットフォームエンジニアリングもAIを積極的に活用し、進化していく必要があると感じました。

