皆さん、こんにちは。キャリアアップサポートでは、主に新卒エンジニアへの技術研修やその他の新入社員研修、各種社員研修の準備や運営サポートを行っています。 今回は新人のOJTフォローについてご紹介します。
新人研修とOJTの開始

新人研修は職種別に研修期間が異なりますが、新人研修を一通り終えると、新人全員が配属先でOJTを開始します。OJTでは新人にチューターを付け、しっかり育成してもらっています。実はチューターは1名だけではなく、新人一人ひとりに役割が異なる3名のチューターを付けています。
- 業務チューター:業務を通して並走する
- サブチューター:精神的な支援を担当
- 育成責任者:新人とチューター育成の責任者
このチューターの選出は、新人が入社する前に進めていますが、どのチームに新人を配属するのが良いのかという検討も必要になるため、関係部署にかなりの時間をかけて調整を進めてもらっています。
チューター研修と合同研修
チューター候補者が決まったら、OJT開始前にチューター研修を実施し、OJT開始直後には新人とチューターの合同研修も実施しています。研修業者様との連携も行っており、それぞれの研修の実施に向けた準備や研修当日の運営、研修後の各種対応もキャリアアップサポートのメンバーが担当しています。
新人視点での取り組み
新人は配属先でのOJTを開始すると、業務チューターの支援を受けながら業務を覚えていきます。早い段階でチューターと一緒に育成計画書を作成し、1年後に目指すゴールを明確にします。そのためにはどのような経験が必要か、どのようなスキルを身につけていく必要があるのか決めていきます。この育成計画書は、数ヶ月ごとに進捗確認も行っており、遅れなど問題があれば計画の見直しも含め対策を講じていきます。
OJT期間中のイベント
職種によって異なりますが、OJTの期間中には様々なイベントがあります。全職種の新人一人ひとりに定期的に個別のヒアリングがあり、大多数である開発職や評価職の新人は、OJT成果発表会で成果を発表する機会もあります。営業職やシステムサポート職の場合は、チューターが集まる情報共有会議もあります。
研修業者による研修
配属直後には、チューターと一緒に新人チューター合同研修を受講し、9月には全拠点全職種の新人が東京(例年は大阪)に集結し、1.5日間のフォロー研修を受講しました。1~2月には、別の研修業者様による1日間のフォロー研修も受講する予定です。
個別ヒアリング
これらのOJTフォローの取り組みの中で、キャリアアップサポートのお仕事として最も比率が大きいのは個別ヒアリングです。約3ヶ月に一度、新人全員と一人あたり15~30分間、基本的に対面で一対一でお話する機会を持っています。ヒアリングでは、現在の業務状況や成長した点、課題となっている点、困っていることなどをお聞きすることで、新人自身が過去を振り返って整理する手助けをしたり、先輩社員としてちょっとしたアドバイスをすることで成長支援を行います。
今年度は新人の人数が大幅に増えたこともあり、とても時間がかかる業務になっていますが、OJTを通して着実に成長している新人の様子を事細かに知ることができる機会にもなっており、新人研修を担当している部門として手応えとやりがいを感じる業務の一つです。

