皆さん、こんにちは。Sky株式会社では、全社を挙げてAIの活用に取り組んでおり、あらゆる業務で活用が進んでいます。情報システム部では、社員が安全に生成AIを利用するためのルールや仕組みを整備していますが、生成AIの進化が速いため、これまでの取り組みだけでは対応が難しくなってきました。そこで、半年ごとに見直しを行う方針に転換し、柔軟かつ迅速に対応していくことを目指しています。
ここ2、3年の生成AIの発展は、目を見張るものがあります。この記事を読まれている皆さまの中にも使われている方が多いと思いますし、意識していなくても、インターネット上で何かをするときに、自然に生成AIが組み込まれているというケースも多くなっています。
非常に有用なものですが、企業での利用を想定すると、安易な利用はリスクも孕んでいます。
私たちSky株式会社の情報システム部では、社内で安全に生成AIを利用するためのルールや仕組みの整備を行っています。整備はしているのですが、生成AIの進化が速く、すぐに実態とルールが合わなくなっていきます。
通常この種のルール等は、当面はそのまま運用する想定で先を見据えて整備するのですが、こと生成AIについては、その考え方が通用しないのが実情です。
そこでSky株式会社の情報システム部では、生成AIに関するルールは、半年程度で見直す前提に考え方を変えました。もちろん、通常頻繁には変えないものを変えていくわけで、混乱もあるとは思いますが、スピード重視で柔軟に変化していく、Sky株式会社の社風らしい方針転換だと思います。
個人的には、企業での生成AI利用は、遠からずセオリーみたいなものがある程度固まってくるだろうとは予想しているのですが、それまでの数年は、こういったかたちで柔軟に対応していきたいと考えています。

