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NTFSの​トンネリングに​ついて

NTFSの​トンネリングに​ついて

NTFSのトンネリング機能についての説明です。古いファイルを削除して同じ名前の新しいファイルを作成すると、作成日付が古いファイルと同じになる現象を解説しています。これはNTFSのキャッシュ機能によるもので、レジストリ設定で調整可能です。

古いファイルを削除して、同じ名前で新しいファイルを作ったら、
新しく作ったファイルの作成日付が、なぜか古いファイルと同じになっている・・・・。

という経験はないでしょうか。

これは「NTFSのトンネリング」という機能によるものです。

例えば、作成日付が7/14の古いファイルを削除し・・・。

同じ名前の新しいファイルを作成すると、なぜか作成日付は7/14になります。

NTFSの「トンネリング」は、フォルダ毎に用意された1024個のキャッシュに、 削除されたファイルの作成日付が格納されており、15秒以内に同じ名前のファイルが作成されると、 作成日付を当てはめるという機能です。MS-DOSの頃の互換性のためにあるそうです。 フォルダごとのキャッシュなので、フォルダを丸ごと削除するとトンネリングは働きません。

以下のレジストリで、キャッシュの数を変えたり、秒数を変更したりできます。

キー
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem
エントリ データ
MaximumTunnelEntryAgeInSeconds (REG_DWORD) 秒数 (デフォルト15)
MaximumTunnelEntries (REG_DWORD) キャッシュの数 (デフォルト1024)

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