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LINEアプリx AWSで​実現する​短期開発

LINEアプリx AWSで​実現する​短期開発

新しいサービス導入におけるコストと期間の課題を解決するため、LINEアプリとLIFF、AWSを利用した効率的な開発手法を紹介しています。ユーザー認証やメッセージ送信機能を活用し、来店予約や商品一覧表示などのプロダクト開発に効果的です。

新しくサービスを導入するにあたり、「開発期間が長く、サービスの旬を逃してしまう」「IT投資と維持費にとてもお金がかかる」など、システム開発に対してネガティブなイメージはありませんか?

今回は、コストと期間を抑えるために、LINEアプリと「LIFF」と呼ばれるブラウザベースのWebアプリとAWS上に構築したAPIを利用して開発工程を短縮したサービス開発をご紹介します。

※ 各手順をお伝えすると、かなりのボリュームになってしまうので、今回は要素だけお伝えします。

LIFFの​ご紹介

開発環境としては、HTML、CSS、JavaScriptといったWeb開発言語をベースとしてLINEプラットフォームで実現できる機能(SDK)を組み合わせたものになります。
LINE環境に閉じずに、ブラウザ向けの画面としても転用が可能です。

LINEとLIFFアプリを組み合わせた場合の利点は以下のようなものがあります。

  • ユーザー認証
    LINEアカウントを使用したユーザー認証をサポートし、個人情報を扱うことが無くユーザーと一意のデータを管理することができます。

  • メッセージ送信
    LINEユーザーとの間でメッセージのやり取りを行う機能を実現できます。
    特にサーバーサイトからトークに対するプッシュ通知が容易に実現できます。

例えば、来店予約を提供したい場合はリッチメニューと呼ばれるLINE上のUIとバックエンドのAPIを用意して、利用ユーザーに応じたデータを管理することができます。

また、ユーザー専用のトークに対して、状況に応じた返信を行うことができます。

LIFF画面を組み合わせることで、よりサービスの付加価値を提供する事ができます。

特に以下のようなプロダクト開発では効果を発揮します。

  • 商品一覧の表示
  • 利用履歴や購入履歴
  • 来店、来院予約
  • 利用者へのお知らせ、クーポン配信

利用開始までの手順をかんたんにご紹介します。

  • LINE Developersの登録と契約
  • (LINE Developers上)リッチメニューとMessaging APIの設定
  • AWS環境にサービス専用のLIFFブラウザ用ポータルとAPI(データリソース)の作成
  • AWSへ開発資材をデプロイ
  • 動作検証

AWSのサービス構成はこちらです。

利用いただく想定ユーザー数によって変動しますが、運用コストは数千円と抑えることも可能です。

LINEが公式に提供しているチュートリアルを試してみるとより具体的な工程が把握できると思いますので、ご活用いただければと思います.

以上、よろしくお願いします。


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