はじめに
現在、弊社では豊富な開発経験のなかで培った技術やノウハウを活かし、企業のデジタル変革を加速させるローコード開発に力を入れています。
今回はそんな弊社でも取り扱っているローコードプラットフォーム製品であるNTTデータイントラマート社のintra-mart Accel Platformをご紹介します。
1.intra-martとは?
intra-martの概要
intra-martは、NTTデータイントラマート社が提供するエンタープライズ向けのシステム共通基盤です。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するための強力なツールとして、多くの企業に導入されています。
導入実績と市場シェア
国内外で10,000社以上の企業に導入されており、製造業、金融業、サービス業など幅広い業種で活用されています。また、intra-martはワークフロー市場において"17年連続で市場シェアNo.1"を獲得しています。
以下に、intra-martの主な特徴とその魅力をご紹介します。
1.1 システム共通基盤
システム共通基盤「intra-mart Accel Platform」を提供し、情報系から基幹系まで幅広い業務アプリケーションをサポートします。これにより、企業全体の業務プロセスを一元管理し、効率化を図ることができます。
1.2 高い開発生産性
BPM(ビジネスプロセスマネジメント)やワークフロー、ポータル、アクセスセキュリティ、モバイルなどの豊富な業務コンポーネントを組み合わせることができるローコード開発プラットフォームです。そのため、直感的に操作できるGUI(グラフィカルユーザインタフェース)を使用して、ドラッグ&ドロップで簡単にアプリケーションを作成することが可能です。これにより、迅速かつ柔軟なシステム開発が可能となり、開発の効率が大幅に向上します。
1.3 ワークフローの効率化
intra-martのワークフロー機能は企業の多様なニーズに対応し、申請・承認処理を効率化します。既存システムとの連携も可能で、業務プロセス全体の最適化を図ります。
また、ペーパーレス化への移行にもつながり、今まで管理が大変だった文書の検索や共有が容易となり、業務スピードの向上と生産性upに貢献します。
1.4 DX推進ツール
企業のDXを推進するためのツールとして、業務改善、管理体制の一元化、コスト削減、生産性向上などをサポートします。これにより、企業は競争力を高め、持続的な成長を実現することができます。
1.5 生成AIの活用
生成AI技術を活用して業務システム開発を支援する「IM-Copilot」機能を提供しています。これにより、SQLの自動生成や業務運用のアシストなど、開発者と利用者の双方にとって大きな利便性を提供し、業務の効率化と生産性向上を実現します。
2.intra-martで開発してみた感想
ここからは開発者目線の意見になりますが、intra-martの強みは以下の2点だと考えています。
- 短期間でお客様からの要望を具現化したモックの作成ができること
- ロジック部分は細かい部分まで作りこむことができること
早い段階からモックの作成を行うことができるため、案件の初期から実際の画面を触っていただくことができます。これにより、モックを触ったうえでのお客様の要望をもとに、設計書の作成や機能の検討ができるため、手戻りを減らすことができます。また、早い段階からさまざまな意見を聞くことができるため、JavaやJavaScriptを用いてどのように達成できるかの方法を早期から検討することができます。
このように、ローコードの開発速度にフルスクラッチに近い柔軟性を併せ持つのがintra-martになります。
今回ご紹介したintra-martはさまざまな形で多くの企業様に取り入れられています。
どのような形で取り入れていくことができるのか、詳しい事例やデモ体験などはNTTデータイントラマート社が公開しているので参考にしてみてください。
また、気になることや詳しい話を知りたいなどありましたら、気軽に弊社までお問い合わせください。
最後になりますが、弊社ではintra-martを活用して企業の業務プロセスを効率化し、DXを推進するプロジェクトを手掛けています。多くの企業がintra-martの導入効果を実感しており、私たちのチームはその成功を支える重要な役割を果たしています。
現在、私たちのチームでは、エンジニアを募集しています。最新の技術を駆使し、企業のDXを支援するプロジェクトに参加し、共に成長していきましょう。興味のある方は、ぜひ一度、弊社の採用ページもご覧ください!