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【VBA】文字列操作の​基本関数 1

【VBA】文字列操作の​基本関数 1

VBAで使用できる文字列操作関数について説明しています。今回は、Right、Left、Mid、Replace関数の使い方と具体例を紹介し、次回は他の関数について解説予定です。

VBAには、文字列操作に関する豊富な関数が多数用意されており、これらを活用することで効率的に文字列操作を行うことができます。
これらの関数について順次ご紹介していきますので、ぜひご期待ください。

Right関数 / Left関数

Microsoft Learn Challengeより引用

  • Right

    • 文字列の右端から指定した文字数の文字を含む Variant (String) を返します。
  • Left

    • 文字列の左から数えて指定した数の文字を含むバリアント型 (内部処理形式 String の Variant) を返します。

構文:Right (String, Length)

result = Right("Sky株式会社",4)
実行結果: 株式会社

構文:Left (String, Length)

result = Left("Sky株式会社",3)
実行結果: Sky
パーツ 説明
String 必須。文字を抽出する対象の文字列。
Length 必須。返される文字数。

Mid 関数

Microsoft Learn Challengeより引用

  • Mid
    • 文字列から指定した文字数の文字列を、Variant (String) で返します。

構文:Mid (String, Start, [Length])

result =Mid (“★Sky株式会社★”, 2, 7)
実行結果: Sky株式会社
パーツ 説明
String 必須。部分文字列を取得する元の文字列。
Start 必須。部分文字列の開始位置(1から始まる)。
Length 省略可能。取得する部分文字列の長さ。省略した場合は、開始位置から文字列の末尾までを取得する。

注意点

  • LengthがStringの長さより大きい場合、String全体を返します。
  • Lengthが0の場合、空の文字列が返されます。

Replace関数

Microsoft Learn Challengeより引用

  • Replace
    • 開始位置から始まる文字列式の部分文字列である文字列 (既定値は 1) を返します。
      この文字列では、指定した部分文字列が指定した回数別の部分文字列に置き換えられます。

構文:Replace (Expression, Find, Replace, [ Start, [ Count, [ Compare]]])

result = Replace("SKYPCE", "PCE", "DIV")
実行結果: SKYDIV
パーツ 説明
Expression 必須。置換を行う元の文字列。
Find 必須。検索する文字列。
Replace 必須。 置換後の文字列。
Start 省略可能。検索開始位置を指定。省略した場合は、1が使用される。
Count 省略可能。置換する文字列数を指定。省略した場合は、すべて置換される。
Compare 省略可能。以下2種類の比較の種類を示す。
vbBinaryCompare(0):大文字と小文字を区別する。
vbTextCompare(1):大文字と小文字を区別せず。

最後までご覧いただきありがとうございました。
ぜひこの記事を参考にして、文字列の操作をしてみてください!


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