AIの急速な発展と拡大に伴い、AI関連の資格も多岐にわたっています。
以下のような資格が有名どころとして挙げられますが、
- G検定(ジェネラリスト検定)
- E資格(エンジニア資格)
- Professional Data Engineer
- Microsoft Azure AI Fundamentals
- WS Certified Machine Learning - Specialty
今回は、「生成AIパスポート」について記述します。
生成AIパスポートとは?
生成AIパスポートとは、一般社団法人 生成AI活用普及協会(GUGA)が主催し、2024年2月に第1回の試験が始まった比較的新しい資格です。
生成AIパスポートは、AIを利用する際のリスクの回避やAIを安全に利用できるリテラシーを持つ人材や企業の認定を目指しており、基礎知識から応用、法律、倫理規定などを学ぶことができます。
試験概要と合格率
オンライン形式(IBT方式)の試験で、学歴や年齢、業務経験などの制限もなく、誰でも受験できます。
【試験時間】60分
【問題数】60問
【受験費用】11,000円
【合格率】(合格者数/受験者数)
第1回:75.08%(1,211人/1,613人)
第2回:78.76%(2,351人/2,985人)
第3回:75.76%(2,828人/3,733人)
資格保持を通じて
AIを活用するうえで重要なコンプライアンスに関わる個人情報保護や著作権侵害といった、リスクを適切に管理するだけでなく、安全に利用するために必要な基礎知識を有している人材であることが、生成AIパスポートの取得で可視化されます。
AIを理解し、使いこなしていくことは、これからの必須条件になりつつありますので、安全かつ効果的に活用できるビジネスパーソンとして、社会に貢献することを目指したいですね。