Excelで作成した表の中で、重複したものがあるかを確認したいときはありませんか?
今回は、重複したセルの確認方法を3つご紹介します!
利用するのは買い物リスト!
同じ商品を買っていないかを確認してみましょう。
方法1:COUNTIF関数を利用する
知りたい商品名が表の中にいくつあるのかを数える方法です。
まず書式は以下になります。
COUNTIF(範囲, 条件)
たとえば、No.1『牛乳』の記載数を知りたい場合は、F2セルに
=COUNTIF(B:B,B2)
と記載しましょう。
これにより、「B列の中からB2セルと同じもの(つまり"牛乳")」と書かれたセルの数を数えてください、という意味になります。
同じように、1つ下のF3セルには「=COUNTIF(B:B,B3)」、F4セルには「=COUNTIF(B:B,B4)」・・・
といったふうに、下の行にも条件を変えて記載すると完成です!
この結果から、「COUNTIF関数を使って計算した結果が2より大きければ重複している」と判断できますね!
方法2:条件付き書式を使う
次は関数を使わずに調べてみましょう。
まずは表から「商品名」を全て選択し、「ホーム」>「条件付き書式」>「新しいルール」を選択します。
ここでは「一意の値または重複する値だけを書式設定」とし、ルールの内容は「重複」とします。
そのあとは右下の「書式」ボタンを押下しましょう。
「セルの書式設定」では、「重複するセルが見つかったときにどのような書式にするのか」を決めます。
例では背景色を変更するようにしています。
好きな設定ができれば、「OK」を押し、「セルの書式設定」および「新しい書式ルール」をどちらも閉じてください。
これで、重複している商品名に色が付きました!
条件付き書式を使うと、重複しているセルの見た目を変えられるので、一目でわかりやすくなるかと思います!
方法3:ピボットテーブルを使う
最後に、商品ごとの購入数を整理して重複の判断をしてみましょう!
表全体を選択し、「挿入」>「ピボットテーブル」を選択します。
表示されるポップアップは、何も変更せずに「OK」を押してください。
ピボットテーブルの設定画面が表示されます。
ここでは、上部の「商品名」を下部の「列」と「値」にそれぞれドラッグアンドドロップします。
すると、各商品の個数が表示されます。
新しくできた表より、商品ごとの購入数がわかるようになりました!
まとめ
Excelでデータの分析をするのは、様々な方法があります。
何を知りたいのか、どのように見せたいのかによって、使い勝手の良い方法は変わってきます。
ぜひ試してみてください!