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Bluetoothシリアル通信の​柔軟な​試験シナリオ実行​(PC1台での​動作試験)

Bluetoothシリアル通信の​柔軟な​試験シナリオ実行​(PC1台での​動作試験)

Bluetoothシリアル通信の効率的な動作試験方法について解説します。PC1台で試験環境を整え、柔軟に試験シナリオを実行する手順を紹介します。

Bluetoothシリアル通信を効率的に動作試験するため、PC1台で試験環境を整え柔軟に試験シナリオを実行する方法について解説します。

必要な​もの

  • Bluetooth通信に対応したPC
    (試験対象とするのはセントラル側としてのアプリケーションを想定)
  • UARTでのシリアル通信に対応したBluetooth通信デバイス

手順

1. Bluetooth通信に​対応した​PCを​用意する。

セントラル側として動作させるPCを用意します。
Windows OSで実現できることを確認していますが、他のOSでも構築可能です。

2. UARTでの​シリアル通信に​対応した​Bluetooth通信デバイスを​用意する。

通信対象となるペリフェラルの規格に対応し、かつ、UARTでのシリアル通信に対応したBluetooth通信デバイスを用意します。
USBポートに差すタイプが便利です。

3. ペリフェラル側​(対抗側)の​シリアル通信動作実装

ペリフェラル側のシリアル通信動作を実装します。
COMポート経由のUART通信を実装することで、セントラル側とのシリアル通信を実現します。

4. 試験動作の​実装

試験対象としているセントラル側のアプリケーションと対抗側となるペリフェラル側の挙動を同じPC上で実現していますので、試験実施のシナリオに合わせセントラル側とペリフェラル側の実装を簡単に制御可能となります。

最後に

例えば、ペリフェラル側から異常データの送信を行った場合の対応するセントラル側のログ記録を取ったり、ペリフェラル側から送信したデータのセントラル側で受信したデータの突合せ確認など、セントラル側とペリフェラル側の両者を一緒に制御することで、簡単に柔軟な試験シナリオの実行が可能となります。

PCでのBluetoothシリアル通信を開発している方はぜひお試しください。


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