こんにちは。皆さんは「Japan All AWS Certifications Engineers」という称号をご存じでしょうか?
この記事では、私が「2026 Japan All AWS Certifications Engineers」のクライテリアを達成するまでを紹介いたします。
Japan All AWS Certifications Engineersとは?
AWS Partner Network (APN) に参加している会社に所属し、「AWS 認定資格を全て取得している」AWS エンジニアを対象にした表彰プログラムです。
昨年(2025年)は、全国で1,633名のエンジニアが「2025 Japan All AWS Certifications Engineers」として表彰され、そのうちSky株式会社からは7名が選出されました。
AWS全12資格取得までのロードマップ
この章では、私がAWS全12冠を達成するまでの道のりを、その順番と記録とともにご紹介します。
始まりは、AWS案件への参画が決まり、その基礎知識を身につけるために資格取得に挑戦したことでした。
まず、AWS実務未経験の状態でCLF(Certified Cloud Practitioner)を取得しました。
その後、約半年間の実務経験を積んだタイミングで、次のステップとしてSAA(Certified Solutions Architect - Associate)を取得しました。
そして2025年11月、「2026 Japan All AWS Certifications Engineers」の受賞を目指そうと決意し、残りの10資格に向けた挑戦がスタートしました。
以降の表に示す難易度は、こうした私の経験年数も踏まえた上での主観的な評価です。
皆さんの学習計画を立てる上での一つの参考になれば幸いです。
| 受験日 | 資格名 | 略称 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| 2023/02/11 | AWS Certified Cloud Practitioner | CLF | ★☆☆☆☆☆ |
| 2023/09/17 | AWS Certified Solutions Architect - Associate | SAA | ★★★☆☆☆ |
| 2025/11/24 | AWS Certified AI Practitioner | AIF | ★★☆☆☆☆ |
| 2025/12/06 | AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate | MLA | ★★★★☆☆ |
| 2025/12/21 | AWS Certified Machine Learning - Specialty | MLS | ★★★☆☆☆ |
| 2026/01/10 | AWS Certified Data Engineer - Associate | DEA | ★★☆☆☆☆ |
| 2026/01/25 | AWS Certified Solutions Architect - Professional | SAP | ★★★★★☆ |
| 2026/02/07 | AWS Certified Developer - Associate | DVA | ★★☆☆☆☆ |
| 2026/02/11 | AWS Certified CloudOps Engineer - Associate | COA | ★★☆☆☆☆ |
| 2026/02/21 | AWS Certified DevOps Engineer - Professional | DOP | ★★★★☆☆ |
| 2026/02/28 | AWS Certified Security - Specialty | SCS | ★★★★☆☆ |
| 2026/03/09 | AWS Certified Advanced Networking - Specialty | ANS | ★★★★★★ |
12の資格を振り返ってみて、特に印象に残っているのが次の2つです。
-
最も難しかった資格:ANS (Advanced Networking - Specialty)
- 噂に違わず、個人的にもANSが最も難関でした。
- AWSの知識に加え、オンプレとの連携などのネットワーク技術に関する知識が求められます。
- 私自身、ネットワークがあまり得意分野ではなかったことも、難しく感じた要因だと思います。
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最も勉強時間がかかった資格:SAP (Solutions Architect - Professional)
- 一つのサービスに対する幅広い利用方法を想定した、複雑なシナリオ問題に想像以上に苦戦しました。
- 単にサービスを知っているだけでなく、複数サービスを最適に組み合わせる実践的な設計力が試される、まさに手強い相手でした。
資格取得に向けた学習
この章では、資格取得に向けて私がどのように学習を進めていたか、その戦略と具体的な方法を紹介します。
やみくもに勉強を始めるのではなく、「①計画 → ②インプット → ③アウトプット → ④最後の仕上げ」という学習サイクルを確立し、これを繰り返すことを基本戦略としました。
このサイクルを回すことで、効率的に知識を習得し、記憶に定着させることができたと感じています。
各フェーズで活用したツールは次の通りです。
- 本格的な学習を始める前に、まずAWS公式のSkill Builderに目を通し、受験する資格ではどのような知識が問われるのか、その全体像を掴むことから始めました。
- 「自分がまだ触れたことのないサービスは何か」「どの分野が、自分の経験からして苦手になりそうか」を事前に特定することで、学習計画の方向性を定めました。
- インプット:Udemy
- Udemyには質の高いAWS教材が豊富にありますが、私は「更新頻度が高く、最新の試験傾向が反映されているか」を基準に選ぶようにしていました。
- 特に、実務で触れたことのないサービスは、手を動かしながら学べる「ハンズオン形式」の動画教材が非常に有効でした。
- アウトプット:Web問題集
- 知識の定着と弱点の発見には、Web問題集での反復演習が効果的でした。
ただ問題を解いて終わりにするのではなく、間違えた問題の解説をじっくりと読み、その分野を再度インプットし直すことを徹底しました。 - スマートフォンで手軽に学習できるので、通勤などのスキマ時間を活用し、「インプット⇔アウトプット」のサイクルを効率的に、そして習慣的に回すことができました。
- 最後の仕上げ:AI
- 学習の「最後の仕上げ」として、知識の死角をなくすためにAIを活用しました。
- 教材の解説だけでは腹落ちしない「なぜ」を対話形式で深掘りしたり、自作エージェントに実践的なオリジナル問題を出題させたり、といった方法で活用しました。
AWS全12資格取得した感想
AWSの全認定資格を取得するという目標を達成し、今は素直に「やりきった」という達成感でいっぱいです。
とはいえ、これはゴールではなく、知識を実践的なスキルへと昇華させていく、新たなプロセスの始まりにすぎないと考えています。
これからは、実務の中でこそ得られる経験を何よりも大切にし、真に信頼されるエンジニアを目指していきます。
このような挑戦ができた背景には、個人のスキルアップを積極的に支援してくれる環境があったことも、付け加えておきたいと思います。
Sky株式会社には、AWSをはじめとする各種資格の取得を奨励する報奨金制度が整っており、学習へのモチベーションを高く維持できる、非常に恵まれた環境があります。
私自身の経験からも、資格を持っているということが、自分では予想していなかった新しい挑戦や機会を運んできてくれる「きっかけ」になる、と実感しています。
これはAWSに限りません。
もし、少しでも興味を持っている分野があるなら、ぜひその一歩として、資格取得に挑戦してみてはいかがでしょうか。
この体験記が、あなたの輝かしい挑戦の、ささやかな後押しとなれば幸いです。

