Windowsはシステム障害時の修復や、更新プログラム適用後に不具合があればアンインストールできるような保険がかかっています。
保険料はディスク容量という形で修復やアンインストールに必要な古いファイルを保管しています。
このディスク容量ですが、無視できないほどの容量を消費している場合があります。
実際にどれくらいの容量が使われていたのか、それらを消す方法などを紹介します。
さてサンプルで1機種用意しました。
- 機種1
Windows 10 LTSB 64bit
サポートが切れるまで8年半、月例更新プログラムを適用し続けていた環境 - 機種1
Windows 11 24H2 Pro
運用2か月で月例更新プログラムは2回適用
先に不要なファイルを削除してみるとどのくらいの容量が空いたのかといいますと、
- 機種1
47.88GB - 機種2
5.6GB これだけの容量が削除されました。
削除する方法ですが、Windows標準で提供されている方法として
- ディスククリーンアップ
- DISMコマンド
という2種類があります。
ディスククリーンアップは不要な更新プログラム含めて一時ファイルなどをまとめて削除してくれます。
不要な更新プログラムはDISMコマンド同等の動作で削除してくれます。
それならば、ディスククリーンアップだけでいいのではないかと思いますが、DISMコマンドはオプションでさらに強力な削除(戻せない)を行うことができます。
具体的なコマンド(実行には管理者権限が必要)ですが、
dism /Online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup
がディスククリーンアップの不要な更新プログラムの削除と同等。
30日間以上経過した「置き換え済みコンポーネント」を削除してくれます。
強力な削除は/ResetBase オプションを付けます。
dism /Online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup /ResetBase
こちらは、今動いているバージョン以外、古いバックアップすべて削除をします。
機種1の47.88GBはこちらのコマンドで削除しました。
戻せなくなるので、何かあったら次の更新プログラムを待つか、Windowsを上書きインストールするかしかなくなります。
普段容量を開けたいときはディスククリーンアップを使い、どうしてもという時は/ResetBase オプションをつけたDISMコマンドといったところでしょうか。
DISMコマンドは長期間利用している機種ほど、とんでもなく時間がかかります。
機種1の47.88GBは6時間7分かかりました。
機種2が2か月の割に5.6GBもあったのは、Windows 11 24H2の更新プログラムが4GBほどあるからかもしれません。

