プログラミングを書いたり読んだりする中で、「ここでは何をしているんだろう?」と疑問に思うことはありませんか? そんなときには、関数や変数の名前から推測することが大切です。
そのため、初心者プログラマーに覚えてほしいよく使う英単語をご紹介します!
単語 | 意味 |
---|---|
access | アクセス。データやリソースに対する読み書きの権利や方法。 |
account | アカウント。システムやサービスにログインするためのユーザー情報。 |
allow | 許可する。特定の操作やアクセスを可能にする。 |
application | アプリケーション。特定のタスクを実行するためのソフトウェア。 |
argument | 引数。関数やメソッドに渡される値。 |
array | 配列。複数の値を一つの変数で管理するデータ構造。 |
attribute | 属性。オブジェクトや要素の特性やプロパティ。 |
backup | バックアップ。データのコピーを作成し、データ損失に備えること。 |
block | ブロック。コードの一部をまとめるための構造。 |
cache | キャッシュ。データの一時保存場所で、アクセス速度を向上させる。 |
character | 文字。アルファベットや数字などの単一のシンボル。 |
client | クライアント。サーバーにリクエストを送信するコンピュータやアプリケーション。 |
command | コマンド。特定の操作を実行するための指示。 |
component | コンポーネント。ソフトウェアの一部で、特定の機能を持つ。 |
connect | 接続する。ネットワークやデバイスをリンクする。 |
content | コンテンツ。情報やデータの中身。 |
context | コンテキスト。特定の状況や環境。 |
delete | 削除する。データやファイルを取り除く。 |
document | ドキュメント。テキストやデータを含むファイル。 |
element | 要素。HTMLやXMLの基本構成単位。 |
error | エラー。プログラムの実行中に発生する問題。 |
error handling | エラーハンドリング。エラーが発生したときにどのように対処するか。 |
export | エクスポート。データや機能を外部に出力する。 |
field | フィールド。データベースやオブジェクトの一部で、特定の情報を保持する。 |
file | ファイル。データを保存するための単位。 |
function | 関数。特定のタスクを実行するコードの集まり。 |
generate | 生成する。データやコードを作り出す。 |
global | グローバル。全体に影響を与える範囲。 |
import | インポート。外部からデータや機能を取り込む。 |
input | 入力。データや指示をシステムに提供する。 |
見覚えのある英単語がある方もいらっしゃるのではないでしょうか? このように意味のある単語を使うことで、ソースコードの意味を理解しやすくなってきます!
たとえば、C言語で以下のような関数があるとします。この関数は何をするのでしょうか?
FILE* CreateFile(char* fileName);
まずは関数名。"Create"と"File"という2つの単語を使っています。 ここから、「ファイルを作るのだろう」と推測することができます。 そして、引数の"fileName"。こちらも"file"と"Name"の2つの単語を使っていることから、ファイル名を表すのだろうと推測できます。 この2つから、この関数は「引数で指定した名前のファイルを作るのだろう。」と読み取ることができるのではないでしょうか。
他人が書いたソースコードを読むのが苦手だという方は、関数名や変数名を翻訳してみましょう。その意味から「もしかしてこういうことをしたいのかな?」と推測しながらコードを読むと、理解しやすくなります。 プログラミングをしていくと、よく見かける英単語も増えてきます。少しずつ覚えていけるといいですね!