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モードレスな​UI事例

モードレスな​UI事例

このテキストは、モードレスUIについての説明をしています。モードレスUIとは、他の操作が可能な状態を指し、Gmailの新規メッセージダイアログやトーストメッセージ、ボトムシート、モードレスエディットなどの事例を紹介しています。

「モーダル」と言えば、入力ダイアログやアラートダイアログなど ユーザーに特定のワークフローや情報通知を強制するUIが挙げられるでしょう。

一方「モードレス」なUIと聞くと、どのようなインターフェースを思い浮かべるでしょうか?
「モードレス」とはモードの無い状態、つまり他の操作が可能な状態を指します。
モードレスなUIは自由度の高さから、皆さんが日常的に使っているツールをはじめ、 様々なサービスに取り入れられています。
今回はそんな「モードレス」を活用したUI事例をいくつかご紹介いたします!

モードレスダイアログ

Gmailの新規メッセージダイアログは画面下にポップオーバー表示されますが、 親ビューの操作が常に可能なモードレスダイアログです。 ユーザーはダイアログを開いたまま受信メールの閲覧や削除、メールの検索、 ラベルの管理などを実行することができます。

トーストメッセージ

多くのサービスで目にするトーストメッセージは、「操作成功」や「操作失敗」などの 通知を一時的に表示します。トーストメッセージはポップオーバーの一種であり、 一定時間後に自動的に消えるという仕様であるため、閉じる操作をユーザーに要求しません。 メッセージの確認後、すぐに次の操作に移ることができます。

ボトムシート

スマートフォンアプリで広く活用されているボトムシートには、 モードレスな仕様のものがあります。

Yahoo!マップのトップページに表示されるボトムシートは 初期状態で画面下半分を占めており、 マップ(親ビュー)の操作とシート内の 操作を両立させるUIとなっています。親ビューを維持したまま操作することも、 シートを最上部まで引き上げてコンテンツを閲覧することもできます。

モードレスエディット

MacBookやiPhoneのメモアプリはコンテンツの「閲覧」と「編集」の垣根をなくしたモードレスエディットです。
常に編集状態であるため、ユーザーが「保存」を行う必要がありません。 余談ですが、1行目が自動的にファイル名となるため ファイル名を付ける操作が省略されている点もポイントです。

まとめ

以上、「モードレス」を活用したUI事例のご紹介でした。
日常的に使っているツールのUIを観察してみると、様々なモードレスUIが 発見できるかもしれません。普段意識する間もなく馴染むように操作できているUIこそ、 ユーザビリティに配慮の行き届いている証なのでしょう。

弊社製品においても、ユーザーの皆様が使いやすいよう 引き続きユーザビリティに配慮したUIデザインに取り組んでまいります!


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